【みんまなセミナー】基礎から学ぶ中国語 中国語の難しい発音 声調とピンイン
【みんまなセミナー】基礎から学ぶ中国語 5文字以内で使える簡単な中国語
このセミナー動画では、中国語学習者が直面する最初の大きな壁である「発音の難しさ」に焦点を当て、特に「声調(トーン)」の重要性を解説しています。中国語の発音には「声調」と「ピンイン」の2種類がありますが、ピンインが正しくても声調がずれると意味が全く変わってしまうことがあります。日本語の「橋(はし)」と「箸(はし)」、「雨(あめ)」と「飴(あめ)」のように、音の抑揚で意味が変わるのと似ているため、日本人にも理解しやすいでしょう。
動画では、まず声調が発音のイントネーションを表すものであり、中国語には主に4つの声調があることを紹介します。そして、定番の「ま」の音を使って、それぞれの声調の発音のコツを丁寧に解説しています。
• (第一声)は、平らで安定した音程。
• (第二声)は、日本語の「へえ?」や「はあ?」のように、驚いた時や喧嘩腰の時のように上がります。
• (第三声)は、一度下がってから上がる、まるで山のような形を描く音。
• (第四声)は、急速に下がる音。
これらの声調の違いによって、「ま」が「お母さん」「麻」「馬」「罵る」といった全く異なる意味になる具体例は必見です。
さらに、中国語を教えてきた中で多くの人が間違えやすい声調の例として、「買う(第三声のmǎi)」と「売る(第四声のmài)」、そして「どこ(第三声のnǎ)」と「そこ(第四声のnà)」を挙げています。声調が違うだけで意味が正反対になってしまうケースや、「今コーヒー買ってるんだけど、どこにいる?」というつもりが「今コーヒー売ってるんだけど、そこにいる?」と誤解されてしまうカフェでのシミュレーションは、声調の正確さが意味を正しく伝える上でいかに重要かを痛感させられます。日本語でも「主人(しゅじん)」と「囚人(しゅうじん)」のように、音を少し伸ばすだけでも全く意味の変わる単語があるのと同じですね。
「発音と声調の正確さは非常に重要だが、最初は難しいと感じるかもしれない」としながらも、「各声調の音の高さとパターンを覚え、実際の会話や音声教材で練習すれば必ず上達する」と励ましのメッセージも送っています。中国語の発音の壁を乗り越えたい方、特に声調について深く理解し、実践的な練習のヒントを得たい方には、ぜひ視聴していただきたい内容です。
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